最後に笑う

おはようございます

迦音アンバサダー北原千楓です。

東京では全国に先駆けて桜が開花しました!
家の裏の桜の木も何輪か咲いていますよ!
一足早い春を感じています。
先日のバシャン会でも、春は草木が芽吹くように
身体も伸びかいい時期です、と美怜先生が仰っていました。
お花見がてら散歩するのもいいですね。


さて、先日鹿島神宮、香取神宮のお参りと
香取神宮のある佐原の街を散策してきました。
佐原は江戸時代商業が栄えた街で、今も古い町並みが残ります。小江戸とも呼ばれるその街はたくさんの著名人を排出しまして、その一人が伊能忠敬でしょう。
ご存知の通り江戸時代に精巧な日本地図を完成させた方です。


伊能忠敬は酒造業を営む伊能家に婿入りし、家業を立て直しました。隠居後に天体、暦、測量の学びの道に入るため、江戸に居を構え、自分より20歳も若い師の弟子になります。
その時伊能忠敬、御歳50歳でした。
その後の活躍はみなさんもうご存知だと思います。

そんな伊能忠敬が日本測量の旅に出ていた時、地元民といざこざが起こります。この時、彼の師や勘定奉行はこんなことでこの一大プロジェクトが終わってはいけないと、トラブルの収束に尽力してくれたそうです。

この話を聞いた時、それまでに彼がしてきたこと、していること、そして築き上げてきた人間関係が自分自身を救ってくれたのだと思いました。

歴史の教科書では『大日本沿海輿地全図』は伊能忠敬が作った、と書かれてしまいますが、実は多くの人の助けがあって作られたものです。
何を為すにも自分一人では出来ないと分かります。

また、伊能忠敬が50歳からそれまでと全く違う人生を歩むことが出来たのは、隠居の前から算術や測量を独学で学んでいたこともその理由です。自分が将来的したいことのために、いつでもそれが出来る準備をしておく。
この姿勢にも感銘を受けました。


綿密な準備と、それを成し遂げる仲間の存在。
これがあの地図の完成につながったわけですね。

先日訪れた産土神社にはこんな掲示が。

「コロナ禍に友と楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み」
今上陛下による今年の歌会始の歌だそうです。

まさに伊能忠敬の話と同じですよね!
一生懸命準備をして、何かを一緒に成し遂げたときに出る笑みほど美しいものはないかもしれません。


忠敬は地図の完成を見ずに亡くなってしまいましたが、師匠の息子さんを中心に3年後完成しました。
きっと空から笑って見ていたでしょうね。

さて来週はいよいよ伊勢おかげ参りです。
どんなお参りになるのか、次回のブログもお楽しみに。
20日は参加者のアンバサダーによるTwitterスペースライブもあります。
お聴きいただけたら幸いです。

本日もお読みいただきありがとうございます。
皆様にとって素敵な一日になりますように。

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