心のあり方

皆様 今晩は。
祥衣です。

この数日ですっかり春めいて暑く感じる日もある程になりました。
皆様、如何お過ごしでしょうか?
春の花々を愛でに何処かへお出かけになられたでしょうか?


私は現在ご高齢の方と触れ合うお仕事をさせて頂いていますが、お目にかかる多くの方が、外に出て季節を感じる事が叶わず、お部屋の窓から桜を眺める事で季節の変化を感じていらっしゃいます。
訪れる私に今日はまだ寒いのですか?と尋ねられる表情の奥には自分の足で歩いて花々を見に行きたいと思っていらっしゃるのが感じられるのですが、自身の現状をよく理解して我儘を言わず黙ってられる姿を見ると心が痛みます。

「病は気から」と昔から言われる様に、気力は全ての根源にあると触れ合う方を見てていても、私自身の体感として感じています。

身体も快活で心も明るく健康な状態で一生保てれば最高なのですが、そうはいかないのが人間です。
怪我もするし病気にも必ずなります。
どうしてこんな事に!と最初は受け入れられず怒りが込み上げて来るかもしれません。
しかし、同じ症状の方でも快方に向かう方とより落ち込んでしまう方が出てくるのは何故だろうと考えると、やはり気力や心の有り様が大きく影響している様に感じます。不自由な状態でも感謝と笑顔を忘れずに過ごせる心の強さはどこから来るのでしょう?


「有難いね〜」と笑顔でお話をされる内容は、先の戦争の体験、大家族肩寄せあって工夫しながら暮らした事など今では想像しか出来ない苦労を生き抜いて来られたお話が多いです。鋼を精錬する時の様に大変な時代を知恵と工夫で繰り返し繰り返し乗り越えて来られたからの笑顔であり、心の強さと優しさなのだなと感服致します。

私も苦労や痛みを忌み嫌わず、宇宙からのギフトだと感謝して精一杯今の最良を選んで生きていきたいと思います。

最後までご覧下さり有難う御座いました。

富沢祥衣






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