その向こうにあるもの

 おはようございます

迦音アンバサダー北原千楓です。

だいぶ寒くなってきましたね。
今は潔斎中なので食べ物に気をつける日々です。
今は積極的に生姜を摂っています。
そしてゆっくり入浴をして身体を温めています。
皆さんはどうやって冬を過ごされていますか?

話は変わりますが、
私は昔から絵本や児童書が大好きで、大人になった今も手に取ります。
たくさん好きな作家がいますが今日は角野栄子さんについて書きたいと思います。


ジブリで映画化もされた「魔女の宅急便」の原作本を書いた方です。
そのほか、小さなおばけ、アッチコッチソッチシリーズでも有名ですね。
どちらも子どものころから大好きな絵本です。

おばけにアッチコッチソッチと名前をつけたのは
子どもたちに

あっちはどうかな?
こっちはどうだろう。
そっちは何かな?

と、あちこち好奇心を持ってみてほしい,と言う意味なのだそうです。


昨日のカンナガラワークでもそんな話題が出たのですが、
大人が先回りして子どもの好奇心を削いでしまうことってよくありますよね。
私も経験があります。

でも小さな子どもにとって、
周りの世界は全てあたらしい世界。
ワクワクドキドキ、あっちに行ったり
こっちに行ったりしたい気持ちを抑えてしまうなんて、
なんて勿体無いことでしょう。


先日角野栄子さんと建築家の隈研吾さんの対談を拝見しました。
すると角野栄子さんがこんなことを話していました。

「隈さんも新しいことに挑戦なさるのお好きでしょ?
新しいことをすると違う世界が開ける期待感があってね。
新しもの好きとかおっちょこちょいとか言われたりもするんですけど、
でも私はその向こうにある物を見たいから。
次に何が見えるかなって言うワクワク感を隈さんもお持ちなのかな、って思って」

とてもステキな言葉だと思いませんか?

隈研吾さんも
「自分が見たことないものを見たくなるんです。
スケッチしてると、その見たことない世界に行けるんです」と。

そうしたら角野栄子さんは
「何がこうしなきゃ、って思うと全然うまくいかないんですよね」
なんてことも、おっしゃってました。

ワクワクを求めて生きていくことを体現されているのですね。


そんな角野栄子さん。
なんと87歳なんです!
新しいものが大好きなワクワク感をいつまでもお持ちだから、
こんなに若くて美しいのですね。

そんな隈研吾さん設計の角野栄子さんの文学館が
来年の秋東京にオープンするんです。

今からワクワク楽しみで仕方ありません!
行った際にはこちらのブログでも紹介できたら嬉しいです。

本日もお読みいただきありがとうございます。

皆様にとって素敵な一日でありますように。

迦音アンバサダー
北原千楓

コメント

このブログの人気の投稿

発見

今年の締めくくり

昔ながらの暮らしは素敵