ご先祖様と過ごす時間

こんにちは。
月曜日担当の真里です。

良いお天気が続いていますね。
我が家の近所には人気のかき氷のお店があり連日大勢のお客さんで行列が出来ています。普段は親子連れ、お友達連れの方が多いですが、先週末からは何世代かの方が揃って来てみえる模様。ご家族皆さんでお出掛けの光景もお盆ならではですね。
皆さんの笑顔がとても素敵で幸せのお裾分けを頂きました。

先週末からすでにお盆休みに入った方もいらっしゃるかと思います。
帰省される方、家でのんびりされる方、普段と変わらずお仕事の方、過ごし方は様々。
私は祖父の月命日が昨日だったので一足お先に月命日とお盆の法要を親戚一同揃って行いました。
一人っ子の私にとって従兄弟やその子供たちと会えるのは楽しみの1つ。
みんなが揃ってお参りし、終わった後はお茶を飲みなら話ができることが当たり前になっていますが、ご先祖様から頂いた貴重な時間ですね。

ではお盆とは?
期間は8月13日~16日。
ご先祖様の霊を迎えて供養し、感謝を伝える行事です。
迎え火でご先祖様をお迎えし、送り火でお送りします。
私は実際に見たことがありませんが、京都の五山の送り火は有名です。


お盆の期間には盆踊りが行われる地域も多く、私の住む街でも地元のお寺で盆踊りが行われ、鐘の音が町中に響き渡ります。

この時期ならではと言うと『ほおづき』。


ほおづきには『先祖の道を照らす提灯になる』と言う願いが込められています。漢字で書くと『鬼灯』。願いだけではなく灯りの役割として飾られているんですね。

お盆の時期に知らず知らずに行っていたこと、見ていた物は全て意味があるもの。そしてご先祖様をお迎えできる年に一度の機会なので大切にしたいと改めて感じました。

しかしご先祖供養に関しても私は美怜先生のカウンセリングを受けるまでは無知でした。簡単に言うとご先祖供養が正しく出来ていない状態だったため、カウンセリングでご回向を教えて頂きました。
ご回向は亡き人を偲び供養すること。安らかな成仏を願い、法要を行うことです。
ご回向の法要中はただただ涙が溢れる状態でした。
初めは毎月ご回向に通うことなど大変だと感じたり、義務感もありましたが、回数が増える度に心地よい空間に身を置いて供養して貰うことで私の心が安らぐ気持ちを知りました。

写真が残っているご先祖様のお姿は見ることが出来ますが、声は記憶のなかでも早く消え去るようで祖父母の声も今では曖昧です。
もっと話がしたかったなと寂しさを感じるときもありますが、いつも見守ってくれているという安心感があります。
今の時代、家系、環境、置かれている状態、全てにおいて偶然ではなく意味があって生まれてきました。この人生を経験できる機会をくださったこと、今を生きていられることはご先祖様のおかげなので感謝を忘れずに毎日を過ごしていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様に笑顔が溢れる日々になりますように

南条 真里



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