世界は本当に美しい
皆様 今晩は。
祥衣です。
私は先日仕事帰りに《迦音》会員制ブログでもお勧めされていました映画【PERFECT DAYS】を鑑賞して参りました。
美怜先生も仰っていましたが、久々に魂の隅々まで染み渡る感動を覚える映画に出会えたと感じました。
まだ見られていない方もおられるでしょうから詳細は避けたいと思いますが、映画全体としては主人公の日常をドキュメンタリー調で綴られており、只只淡々と日々の暮らしが描かれていきます。
大きな出来事や事件も無く、色恋沙汰も無い1人の清掃員の日々の暮らしなのですが、
役所広司さん演じる主人公の実直で清々しい生き様が心に響いて終始静かに涙しておりました。
今の最善を尽くす事、降り注ぐ光や影を見逃さず共に在れる事を静かに味わい尽くす事を体現している姿は行者様の様で、時折微かに微笑む顔は弥勒菩薩様の微笑みを想い起こさせました。
目に見えないけれど存在している世界と対話しつつ、ちゃんと現実世界での務めも自覚して最善を尽くす。
出来そうで中々難しく考え方や想いが、どちらかに偏ってしまい中立を保てない私なのですが、映画を見てから後、人との関わりも、降り注ぐ光やそよ風にも今迄にない感覚で味わえる様に変化してきています。
今、見えているのは、私と神様だけの大切なただひとつの世界
世界はなんて美しいのでしょう！
心が曇っている時も、笑えている時も、何時でもどんな時でも、新たな世界は常に目の前に開かれているんだなと気づかして貰える映画になりました。
まだ、見に行けていない方は是非足を運んで頂ければと思います。
最後までありがとう御座いました
富沢祥衣
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