愛・絆

迦音アンバサダーの瑠璃子です。私には2人の息子がおります。長男がこの春に我が家を旅たち1人暮らしを始めました。その時のエピソードを書いてみようと思います。少し長いですが、どうぞお付き合い下さい^_^



引っ越しの朝3年ぶり咲いたシャクナゲ


長男は社会人2年目・23歳、次男はピカピの社会人1年生・22歳の年子になります。長男は、幼い頃はなかなかのマイペース君であり、僕のものは僕のもの、君のものも僕のもの!というタイプで、「貸して」もなく、自分のお気に入りの物は、いきなり横から奪っていくタイプでした。幼稚園に入り、それはそれは母として頭下げまくりの日々を過ごし、3年間で何とかお友達のものは?お友達のものかも…くらいになった次第です。とても優しい所もあり、自分よりも小さい子に対しては、献身的にお世話をしたり(弟は別ですよ!)、感受性強く弱いものには優しさがある子でした。次男は、厳しい長男に日々鍛えあげられ、学生時代は大概のすごい人物はなんのその!人との関わりは上手く渡れるようにというと、長男の凄さが伝わりますでしょうか…次男があまり争うタイプでなかったお陰で、男兄弟のわりに殴り合いの喧嘩もなく、家具や電化製品など壊れる事もなく大人になってくれました。




そんな幼少期を経て、長男は中学、高校では真面目で曲がった事は嫌い、嫌われる事はなんのその、生徒会や学級委員長など積極的にやるタイプへ。幼い頃と芯は変わってないと思いますが、先生方や周りの同級生に恵まれ、長男の良さを引き出して下さり、そして認めてくれる環境に身をおく学生生活を送る事ができました。高校は、美怜先生のスピリチュアルカウンセリングで理系が良いかもとのアドバイスもあり、勉強面はかなり苦戦してましたが、今の職場へと繋がって行ったのではと感謝しております。


長男は、小さい頃からやっていた大好きなゲームを制作してる会社にご縁を頂きました。人事担当として頑張って仕事に励んでおります。お金を必死に貯めて一年で家を出て独立すると目標を立てて、見事に実現させました。引っ越し当日は荷物だけ先に運んでもらったので、最後の晩餐は、本人の希望で外食。息子達も大きくなると、5人全員で揃っての食事は機会が少なくなっていたので、久々に話しが華やぎ楽しい一時をすごせました。

次の朝、本人が自宅を出発。みんなで玄関で「元気でね、ちゃんとご飯は食べるんだよ!ジャンクばかりじゃなく、野菜と果物も食べるんだよ!何かあったら、すぐに連絡してね!何もなくてもLINEしてね!」各々話し、長男は「今までありがとうございました。お世話になりました。頑張るよ」と言うと、急に目頭を押さえて泣き始めました。それを見たら、みんな我慢していたので、みんなで泣いてしまい、1人1人と別れのハグ大会に(;o;)   次男はこういうのが苦手なので、恥ずかしそうに兄弟ハグ!小さい頃以来の光景で、写メ撮れば良かったーと後から後悔。

今思い返すと、長男は区切りの時には、必ずお世話になった人達に、最後かもしれないと握手をして、きちんと挨拶をします。周りの友人達は、また会うだろう?って感じですが、本人は至って真剣。そんな事言ったって、2度と会わないかもしれないから、僕はちゃんと挨拶するって決めてると、中学の卒業の時に話してくれたのを思いだしました。



香取神宮奥宮にて 長男と次男です


長男が引っ越した後の部屋、荷物のないスッキリした空間を見て思いました。20年以上、共に過ごした我が子が離れて行く何とも言えない悲しさと嬉しさが混ざってる感情、親としての役目が解かれていく解放感と、大変な事も数えきれないくらいあったけれど、そんな事はどうでもよくて、ただただ、これからも体に気をつけて元氣でいてほしい。私を母親に選んでくれて、母にしてくれてありがとうと言う気持ちでいっぱいになりました。これからも、家族、親子の絆は続いていきます。そして、絆は恋人、友人や会社の同僚、自分の趣味や学びの仲間と無数に繋がっていきます。そこには必ず、見返りのない愛があります。お互いを思いやる気持ちがあるからこそ、別れも悲しくなり涙となり溢れてくるんだなーと強く感じました。そして、私も親にこんな気持ちで送り出してもらったのかなーとも思いました(出戻りました笑)。改めて、この家に生まれたことに感謝、ここまで命が繋がれてきたからあるこの絆に感謝の気持ちで胸が一杯になる日でした。そして、いつもお世話になってます神さま達とご先祖さま達にも感謝申し上げました。これからも、私は自分に繋がる絆を愛していきます。



出雲大社にて 家族5人で行きました


今日はどうしても、この日の出来事をお話したくて書かせて頂きました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


清水瑠璃子

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