罪を憎んで人を憎まず

- 7月 28, 2023

こんばんは！迦音アンバサダー陽万莉です。

今日も暑いですね～！

普通に歩いてるだけでクラクラする日差しでした。

私の近所でも熱中症で運ばれてる人が多くて、例年より危険な暑さが増してるので、

皆様も、少しの外出や家の中でも水分補給を忘れずに、熱中症対策をしっかり行ってくださいね。

先日、私事ですが交通事故にあいまして、子供たちと、子供たちの通う園に私が送る途中、家を出て30秒の事でした。

十字路で、青信号になったので何の疑いもなく徐行で発信したら、右側の建物の死角から車の残像がみえて私が「えっ！」って思った瞬間、ドーーーン！とすごい衝撃で車に衝突され、子供たちを乗せた私の車は左側に反転し、私たちに衝突した車はさらに違う車に衝突し、ようやく止まりました。

私の車はフロントガラスがバキバキにわれ、運転席も助手席もエアバッグが開き、私も何がおこったのかわからず、しばし呆然で次男の泣き声で我にかえり、後部座席の子供たちに「大丈夫！？怪我してない！？」と振り返り、幸いにも子供たちに外傷はなく、心底ホッとしました。

近くのお店の方が飛んできてくれて、私達を車から出してくれて、安全な所まで引率してくれて、さらに救急車や警察の手配も全てやっていただき本当に感謝でした。

私はというと衝撃で両手を強く打ち、当初手が動かず、顔にも腕にも傷がいき、子供たちとともにすぐに救急車で搬送されました。

その間すぐに、私のドライブレコーダーと相手側のドライブレコーダーが検証されて、相手側の信号無視とスピード違反の証明がされ、なんと相手側はおよそ60キロのスピードだったそうです。

そして、ご高齢の方で、いわゆる高齢がゆえの判断、認識ミスが引き起こした事故だったようで、私は自分は交通ルールを守って安全運転してたのに、こんなことになるなんて！と本当にビックリしました。

警察の方に後に教えていただきましたが、私が徐行中でスピードが出てなかったこと、そしてその日たまたま子供たちを後部座席のチャイルドシートにのせてたこと(いつもは助手席にチャイルドシート、後部座席にチャイルドシートと前後ろでそれぞれ乗せてたのですが、その日はどちらも後ろにのりたい！と兄弟でケンカしたので、二人とも後部座席に乗せたのです。)だからこの程度ですんだと。そしてたまたま夏休みで近隣の学校の学生がおらず、普段は学生の通学路なので、もし通常の登校日だったら‥学生たちも絶対に巻き込まれていたと思います。

そう考えると本当にゾッとします。

軽症といえど、私はしばらく通院、そして一番悲しいのは新車で購入した愛車が大破で全損‥。警察の判断も「相手側が100%悪いので瀧井さんは被害者であちらが加害者として進めていきます」と言われ、相手が悪いのに車も、私達の時間もかえってこないよな‥と落ち込み、なんでこんな目に～！と思いました。

でも病院から帰ってきて、レッカーされた車をみて長男が「車さんボロボロ‥。僕たちを守ってくれたんだね。ありがとう。」と言ってるのを聞いて、「私はなぜ救われた、生かしてもらえた。とならなかったんだ～！」と長男の真髄の発言に心底自分を恥じました。

そしてお相手の方は、すぐ電話で謝罪してくれましたが、私も駆けつけた主人も、もし胴体に突っ込まれてたら、私も子供たちもどうなってたかわからないし、子供にこんな怖い思いさせて！！と高齢だからって許されるのか！と怒りで震えてました。

その後すぐに相手側の娘さん夫婦が家にまできてくれて、「この度は取り返しのつかないことをしてしまい、本当に本当に申し訳ございませんでした！」と床に顔がつくぐらい、ご夫婦で謝られて、必死で謝る姿をみてると、この方達は、自分がしたわけではないのに、親の事でこんなに謝ってるんだ‥と思い、

聞けばお母さんは一人暮らしだったようで、この辺は本当に車社会で、車がないと生活できないので、娘さん夫婦が謝る姿をみてると、「明日は我が身だなぁ‥」と自分にも親がいて、義父と同居もしていて、いつ同じことが起こるかわからない、そしてこのご夫婦の誠意を感じた時に、娘さん良い人だし、あの相手側のおばあさんも、そもそも良い人なのかもしれないなと、感じて、その時ふと美怜先生が仰る、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉が浮かんできて、「もう顔をあげてください」と言って、幸い私達は生かしていただけた、だからもう許そうと思いました。

なんだか、今回の事ですごく気づきが多くて、

今では有り難ささえ感じています。

それもこれも私達が生きているから、本当に神様仏様に感謝です。

まだまだ生きていたいな、たくさんの嬉しいことも感じたいし、辛いことも感じて悲しみがあっても、やっぱりそれすら体験して生きていたいなと強く思いました。