みんなすばらしい

 おはようございます!

迦音アンバサダー北原千楓です。

早いもので7月ももう終わり。
皆さまどのように夏を過ごしていらっしゃいますか?

私は最近思いがけず歩くことが多く、
気持ちの良い汗を流しています。
ある本には歩くことは脳の働きにも良い、と書いてありました。
歩くことで脳トレしているのだと思うと、
暑い中でも楽しく歩けますね。





先日神奈川近代文学館で開催されていた
『生誕100年ドナルドキーン展ー日本文化へのひとすじの道』に行ってきました。
(展示は終了しています)




ドナルドキーンさんは私が尊敬する方の一人で
日本文化を世界だけでなく、私たち日本人にも伝えてくださった方です。

長年アメリカの大学で日本文学を教え、
日本とアメリカを往復する生活をしていましたが、
震災を機に日本へと帰化されました。
震災で多くの外国人が日本を去ることに違和感を感じたそうです。
それまでも帰化のことを考えていたそうですが、
今だからこそ、日本人と一緒にいたいという気持ちが強まったそうです。



彼の印象的な言葉に
「私は日本語そのものに惚れたと言えます。面白くてたまらない。」

私たちが使う日本語をこんなにも愛してくださる方がいるなんて、
日本人としてとても誇りに思いますね。

でもキーンさんはこうも言います。
「日本人は日本だけが素晴らしいと考えがちなところがある。
日本文化、日本語、確かに素晴らしいですが、
日本だけが素晴らしいのとは違います。」




日本のすばらしさを知ることは大切だけど、
他よりも優れているという認識をしてしまっては
本当のすばらしさは理解できないということですね。

そんなキーンさんだからこそ、全18巻のも及ぶ『日本文学史』という
ライフワークを書き上げることが出来たのだと思います。
今までキーンさんのエッセイは拝読していましたが、
この展示をきっかけにキーンさんの作品にもチャレンジしています。

また、このブログでも感想をお伝えできればと思います。

暑い日が続いていますがどうぞお身体ご自愛くださいね。

本日もお読みいただきありがとうございます。
皆様にとって素敵な一日でありますように。

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