呼吸

12月も終盤に入り寒さもぐっと深まりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は一年を通してどの季節もそれぞれ大好きですが、冬は空気がピン!と張りつめて美しさが際立つ感じがします。
寒さが深まると人や炎の温かさが心と身体に染み渡り幸せを感じる瞬間です。

今回は前回の続きで、迦音 須弥塾 ワンネスヨガワークで感じた事のひとつ『呼吸』についてお話したいと思います。
ワンネスヨガワークでは、ワーク開催当初から呼吸の大切さを、繰返し 繰返し指導されています。
生きている私達が身体に意識してアプローチ、コントロール出来る唯一の行動であり手段だからだそうです。

ヨガで様々なアサナを取りますが、
日常生活で鍛えられていない箇所を伸ばしたり縮めたりすると、やはり痛みが出たり
動きに制限があることが解ります。
この痛みや制限がある時に意識していないと呼吸が止まっている状態によく陥るのです。
呼吸を止めて必死に目指すアサナをとろうと我をはります。すると益々身体が硬く痛みも増すという悪循環に陥り…。あー出来ないと半分諦めの心境に.........。

この時美玲先生からはすかさず『笑顔で、呼吸して、痛みを静かに受け入れて』と声がかかります。まさに天の声です。
吸って、吐いて、と心で呟きながら鼻呼吸を静かに深く行うと不思議と痛みも和らぎ、アサナもは深まって行くことを実感します。
『呼吸』はただ吸って、吐くだけではなく、自分の内面を観察出来るきっかけを作ってくれ心の落ち着きを取り戻し、今自分に起こっている事を静かに観察出来る余裕を与えてくれているのだと感じるのです。
これはヨガ以外の日常生活でもいえる事の様に思います。
生きていると、楽しい事ばかりではありません。嫌な事、苦しい事も沢山やってきます。でもそんな時にヨガワークで学んだ『深く呼吸』を行うこんな簡単な誰にでも出来る方法で波立つ感情を外に流し心の平静を保てる。なんて素敵な事だと思いませんか?

今回の『呼吸』についても、まだまだ奥は深いです。
このブログがきっかけになりヨガ始めてみようかな…と思って下さった方がいらっしゃれば是非ワンネスヨガワークにいらしてください。
読むだけでは解らない扉が沢山ワークの中にはあります。
お待ちしております!

富沢 経子









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