懐かしい日本の味わい

皆様 おはよう御座います。
祥衣です。

今年は柿が豊作だそうで、スーパーにも色々な地域の柿が並んでいます。
その中には「干し柿」用の渋柿も。


今年は「干し柿」も作ってみることにしました。私は皮をむくだけ。
あとは、お日様と冬の冷たい風が渋~いタンニンを甘く変えてくれます。
日に日に変化する様を見れるのは、きっととても楽しいはずです。揉み込むほどに柔らかくなる実は手間をかける幸せを教えてくれます。
厳しい冬の貴重な甘味として、渋い柿を甘く変える方法を誰が最初に気がついたのか。旬の食材を余すことなく食べられる事に感謝します。

日本は保存食の知恵が豊富です。
冬の寒さに当てるほど旨みが増す物も沢山あります。お漬物もそうですね。冬になると京都では「すぐき漬け」が出回ってきます。独特の甘酸っさが特徴で私も大好きなお漬物のひとつです。最近は、近所のお漬物屋さんにも沢山の方が買い求めに足を運ばれています。なんでも乳酸菌の含有量がとても高く健康に良いとの事です。
皆さん健康に敏感でよく調べて来られます。

私も今、宮島に向けて精進潔斎に取り組んでおります。日々の食生活の中で日本の保存食の素晴らしさ、発酵食品の美味しさには感動致します。
11月の新嘗祭の時には撤饌の新米を今年初めて頂きました。新米独特の優しい甘みが口いっぱいに広がって、日本人で良かったなぁと感じました。

先日もお豆の煮物が食べたくなり生姜を少し加えた甘煮を作り頂きました。懐かしい母の味です。
美味しくて食べ過ぎ気味になってしまうのが考えものですが、昔からの日本食を味わいながら冬を乗り越えたいと思っています。

富沢祥衣

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